Farmerであり、Surfer。ある男の農業ブログ

「農ライフ・No Life」。新規就農を目指し、日々の出来事を綴っていきます。

ボランティア世界日記Vol.5(2017年4月25日)

 

キヒネッタ?(元気ですか?)

 

 

 

今回のJICAボランティア世界日記は、島民を対象にした野菜栽培workshop開催についてです。

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活動も一年が過ぎ、島生活にも慣れて、今ではダルベリヤ(農家)という呼び名からRYO(リョー)と呼ばれるようになり、自分がこのナイファル島に溶け込めている証拠だと勝手に思っています。

 

これまでの道のりはとても長く、何度も活動に対して挫折しそうになりました。

そんな時はモルディブ調整員や他の国で頑張っている同期、モルディブOV、モルディブ隊員のおかげで前に進んでこれました。

さて、私が野菜栽培workshopを計画したのは三カ月前の1月でした。 配属先の会議でworkshop開催を提案し、メンバーもそれに同意し、準備を進めてきました。

何より配属先もworkshopやってほしい!と以前から言われていたので協力してくれるだろうと。 カウンターパートは居ませんが配属先の一人に協力してもらい、開催4日前くらいから、だんだんとメールの返信や着信が来なくなりました。

ん?嫌な予感がしてきました。最終的には連絡が取れなくなり、workshop開催は自然に流れてしまいました。 これに対して私の怒りは収まりませんでした。

協力してくれたメンバーに問うと、「なんでそんなに怒っているの?」。 そこで思いました。 ああ、ここはモルディブで相手はモルディブ人。もっと別のアプローチの方法があったのかもしれないし、企画の内容に興味がなかったのだとそう思い、この怒りをバネに二回目のworkshop開催を決意しました。

なかなか物事が進まないのは日本と違う所ですね。

そこで、JICAモルディブ支所にもアドバイスを頂き、今回は企画書を作成し配属先に見てもらえるように工夫しました。

Workshop開催までの広報手段としてポスターや招待状を作り、対象である島民に配布し、来年の選挙に向けて活発になってきている政治のイベントも視野に入れ、重ならないように日程を調整してきました。

島民の40代を中心に集客していましたが、学校の生徒も数人参加したいと連絡を貰ったりしました。

Workshop開催当日、ディベヒ語通訳であるモルディブ人が来ない、急遽通訳を別に頼み、workshop中盤あたりでやっと来てくれました。

色んなトラブルがありましたが、無事開催することもでき、合計14人もの参加者が集まったこと、農業に興味のある島民とつながり、色んな気づきを得る事が出来ました。

 

今後の計画としては、モルディブの砂浜に打ち上げられる海藻を使って肥料にできないか考えている所です。

特に農業は結果がでるまで時間がかかるので、少しずつ焦らず活動していきたいと思います。

それでは次回をお楽しみに!シュクリヤー(ありがとう)

 

ボランティア世界日記Vol.4(2016年12月1日)

キヒネッタ?(元気ですか?)

 

JICAボランティア世界日記Vol.4はモルディブ隊員企画のイベントについてお伝えします。

 

2016年11月26日に首都マーレで「JAPAN MALDIVES FESTIVAL」を開催しました。

 

このイベントを開催するにあたり私を含む6名の隊員が日本モルディブ祭り実行委員として数カ月前から準備を始めていました。

 

実行委員で祭りのテーマを考え、開催場所の交渉や宣伝活動を行ってきました。

 

モルディブでは小さな島に隊員が一人ずつ配属されているため日本モルディブ祭り開催1週間前までは集まることができません。

 

ミーティングはLINEグループを使ったり、電話で確認し合ったりと手間がかかる上、しっかりと伝わっていないこともありました。(笑)

 

さらにモルディブ人と交渉をする際は連絡が返ってこない、約束の期限を大幅に超えるなど、うまく物事は進まない事が多々ありました。

 

そして開催2週間前には当日使用する会場が他のイベントで使用するため使用できないという事態が起こり中止になりかけました。

 

結果、祭りの開催を1日延期することによってなんとか開催することができました!

祭り開催1週間前は毎日準備に追われ大忙しでした。

 

日本とモルディブの歌や踊りを紹介するため、合唱の練習やモルディビアンダンス、ソーラン節などを練習しました。

 

ここでふと垣間見る事ができたのが隊員それぞれの専門職種を生かした指導法です。さらに隊員の今まで知らなかった特技など知ることができました。

 

例えば合唱の練習の時、音楽隊員による指導や個人レッスンによりみんな段々とうまくなっていきました。(さすがでした。)

 

ソーラン節では体育隊員による熱血指導によりみんなうまくなっていきました。(ごまかして踊ってもすぐバレました。)

 

モルディブ隊員それぞれの職種を生かした取り組みや工夫が日本モルディブ祭りを素晴らしいものに作りあげていきました!

 

結果から言うと日本モルディブ祭りは大成功に終わりました!

来場者数は300人を超えました。(予想以上でした!)

 

特にモルディブ人に人気だったのが浴衣と習字、折り紙でした。これらのブースには行列ができるほどでした。

 

そのほか日本の原爆展や震災について興味を持ってくれたこと、みんなメッセージを書いてくれた事にはとても嬉しくなりました。

 

祭りの最後はモルディブの伝統楽器「ボドゥベル」チームの演奏で終わりました。

隊員全員で踊り、会場も盛り上がっていました。

 

2016年日本モルディブ祭りが無事終わり、たくさんのモルディブ人に日本の文化を紹介できたと思います。

 

このイベントは来年も行えるように今回の反省点を生かして次に繋げたいと思います。

 

 

それでは次回をお楽しみに!!シュクリヤー(ありがとう!)

ボランティア世界日記Vol.3 (2016年11月1日)

アッサラーム・アライクン!!(こんにちは)

 

 

今回はモルディブの農漁業省のイベント

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フードフェアー」についてご紹介します。

年に一回、首都のマーレで開催されるイベントへ参加してきました。

 

このイベントはモルディブの農業関係の会社や加工食品の会社などがそれぞれのブースで展示、販売しています。

 

私の配属先である「ECO-YOUTH」は農業教育を目的とした内容のブースを出展しました。

 

ペットボトルを再利用し、播種から発芽まで簡単にできるペットボトル栽培の展示やモルディブの狭い環境でも栽培しやすい水耕栽培装置の展示を行いました。

 

配属先は「JICA草の根技術協力」の援助もあり日本の水耕栽培装置が導入されています。

今回は日本の専門家の方々も一緒に参加しました。

 

フェアー前日は会場設営の準備だったのですが、これはモルディブ人あるあるで日中はあまり活動しません。暑いからかな?

 

モルディブ人って夜から活動します。もう少し早く準備始めればいいのにと思いながら眠気をこらえ運搬や設営を行いました。

 

フェアー中はたくさんの人で賑わい、みんな水耕栽培装置やペットボトル栽培に興味をもってくれました。

 

何度か私も栽培法や水耕栽培装置の仕組みについて説明する時間があり、ディベヒ語で挑戦しましたがやはり難しいですね。

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説明しきれない時は配属先のメンバーが助けてくれました。もっとディベヒ語勉強しなければ。

 

私が一番興味をもったブースは「Maafahi」という島で栽培しているシーガルグループとういう会社です。主にレタスを栽培し、首都のスーパーやリゾートへ販売しています。

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他のスーパーに置いてあるレタスとは質が全然違います。

従業員はバングラデシュ、インド、スリランカ、ネパール人とたくさんの労働者を雇っているそうです。

 

さらに機械を導入して生産しているため効率良く栽培している印象を受けました。

モルディブで野菜栽培の可能性、どうすれば輸入野菜に勝てるのか?

 

今回のフードフェアーではたくさんの収穫がありました。

 

それでは次回をお楽しみに!!シュクリヤー(ありがとう)

 

ボランティア世界日記Vol.2(2016年9月)

 

アッサラームアライクン!(こんにちは)

 

モルディブは現在雨季に入っています。 雨季といっても基本晴れの日が多いのですが、 いきなり雨が降ったと思ったら数分後には快晴になります。 最近、やっと雨が降りそうな雲行きを判断できるようになりました。

 

今回は私の配属先であるNGOECO-YOUTHについて紹介します。

 

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配属先の事業内容は青年の社会活動への参加、 コミュニティー活動活性化のために設立されたNGO団体です。

 

現在主に行っている活動は色々あるのですが、私が携わっている活動は、 団体が所有している圃場での自給可能な野菜栽培です。

 

実はモルディブで消費される野菜や果物のほとんどがスリランカ、 インド、オーストラリアなどからの輸入野菜で、 モルディブの野菜は高いのです

規模が大きく環境に恵まれた島では野菜栽培が可能ですが、 ほとんどの島は規模も小さく木が少ない。 ナイファル島もその一つで、木が少なく、ほぼ輸入野菜に頼っています。

 

そこでNGOは現在、自給可能な野菜栽培に取り組んでいます。 2014年からJICA草の根技術協力によって、 日本の農業専門家が技術移転のため、 定期的にナイファル島を訪れています。

 

私の活動はNGOメンバーと一緒に野菜を作りつつ、 自分の持っている技術や経験、知識を共有することを目的としています。 その他には家庭菜園を行っている各家庭へ巡回し、 技術向上のアドバイスも行います。

 

 

着任し最初に圃場を見て思ったのは、「なんか全体的に雑で無駄が多い 土壌には白い砂にたくさんのサンゴの破片があります。

 

この土地で野菜栽培ができるのだろうかと、 不安になった着任1カ月目でした。

 

問題点はその他にもあります。 現在7人ほどのNGOメンバーが活動していますが、 みんなそれぞれ仕事を持っており、 活動時間は仕事終わりの夕方4時から6時半までの2時間半。

 

この活動時間の短さにビックリしました!さすがモルディブ人。


そして時には疲れて圃場に来ない日があります。 来ても夕方6時くらいに訪れます。
モルディブの夕方は一番涼しく人々が活発に活動する時間帯。

運動場ではサッカーを楽しむ人々、 家族で散歩に出かける人々、 バイクでドライブする人々など。


NGOメンバーも時には家族との時間を大切にしたり、 家でのんびりしたり。


圃場で私一人だけという日が何十日も続きました。(笑)


しかし野菜は毎日の手入れや管理、潅水が大事です。 植物の様子も観察し、日々の変化に気づいてやらなくてはいけません。

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その感覚がないモルディブ人。 「種まいて植えればいいのだろう、時々見てやればいい」 という考えがあるようで、なかなか理解してもらえません。

 

正直、この考え方やモルディブ人の大雑把でのんびりした性格に まだ慣れていません(笑)。
時にはイライラすることもあり、 「まだ自分は日本人だなー、順応できてないな」 と考えることも多々あります。


このように私の活動は未だに変化はありませんが、 気長に少しずつ地道な活動を行っています。


それでは次回をお楽しみに!! シュクリヤー(ありがとう)

農ライフ・No Life ブログ始めました!

 

Farmerであり、Surferでもある私が新規就農するまでの道のりを綴っていきます。

 

新規就農とは、農業を仕事として一から始めていくことです。

 

農業の楽しさを少しでもお伝えできたらいいなと思います。

 

現在、青年海外協力隊としてモルディブで活動しています。

 

そんな波乱万丈でローカルなモルディブ生活も併せてお伝えしていきます。

 

まずはJICAボランティア世界日記に投稿している内容を順次アップしていきます。

world-diary.jica.go.jp

 

JICAボランティア世界日記Vol.1  (2016年 8月8日)

 

 

アッサラーム・アライクン!!(こんにちは)

 

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モルディブと言えばやはり綺麗な海や新婚旅行で有名なリゾートを想像すると思います。

 

 

私もここに来る前は少し楽しみにしていました。

 

しかしこの国はまだまだ途上国。そう感じたのが任地に赴任してからでした…。

 

ボランティア世界日記ではモルディブのリアルな現状を野菜栽培活動の記録と共にみなさんにお伝えしたいと思います!!

 

 

まずは第1回目いうことで私の任地を紹介します。

 

私はモルディブ、ラヴィヤニ環礁、ナイファル島とゆう島で野菜栽培の普及活動を行っています。

 

 

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モルディブの首都であるマーレから北へ140km程の場所にナイファル島があります。

 

ナイファル島はラヴィヤニ環礁の中でキャピタル島と呼ばれ他の島に比べ規模も大きく少し都会です。

 

島一周、歩いて40~50分くらい。

 

このナイファル島には多くのJICAボランティアが活動していたこともあり、日本人に対してフレンドリーで少し日本語を話せる人もいます。

 

島を歩いていると話しかけられ、

 

モルディブ人:「〇〇を知っているか?〇〇は今どこにいる?」「〇〇はディベヒ語(現地語)すごく話せるやつだった。」「〇〇は結婚したのか?」

 

私:誰だよ!知らないよ!会った事もないし!

 

など私の事より先代隊員の話ばかり…。(笑)

 

現在、私の呼ばれ方はダルベリヤ(農家)…。

まだまだ先代隊員のようには覚えてもらえないようです。

 

これから2年間、島の人達の記憶に残るような活動をしていこうと思います!

まずは名前から!(笑)

 

それでは次回をお楽しみに!!

 

シュクリヤー!!(ありがとう)

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