Farmerであり、Surfer。ある男の農業ブログ

「農ライフ・No Life」。新規就農を目指し、日々の出来事を綴っていきます。

ボランティア世界日記Vol.2(2016年9月)

 

アッサラームアライクン!(こんにちは)

 

モルディブは現在雨季に入っています。 雨季といっても基本晴れの日が多いのですが、 いきなり雨が降ったと思ったら数分後には快晴になります。 最近、やっと雨が降りそうな雲行きを判断できるようになりました。

 

今回は私の配属先であるNGOECO-YOUTHについて紹介します。

 

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配属先の事業内容は青年の社会活動への参加、 コミュニティー活動活性化のために設立されたNGO団体です。

 

現在主に行っている活動は色々あるのですが、私が携わっている活動は、 団体が所有している圃場での自給可能な野菜栽培です。

 

実はモルディブで消費される野菜や果物のほとんどがスリランカ、 インド、オーストラリアなどからの輸入野菜で、 モルディブの野菜は高いのです

規模が大きく環境に恵まれた島では野菜栽培が可能ですが、 ほとんどの島は規模も小さく木が少ない。 ナイファル島もその一つで、木が少なく、ほぼ輸入野菜に頼っています。

 

そこでNGOは現在、自給可能な野菜栽培に取り組んでいます。 2014年からJICA草の根技術協力によって、 日本の農業専門家が技術移転のため、 定期的にナイファル島を訪れています。

 

私の活動はNGOメンバーと一緒に野菜を作りつつ、 自分の持っている技術や経験、知識を共有することを目的としています。 その他には家庭菜園を行っている各家庭へ巡回し、 技術向上のアドバイスも行います。

 

 

着任し最初に圃場を見て思ったのは、「なんか全体的に雑で無駄が多い 土壌には白い砂にたくさんのサンゴの破片があります。

 

この土地で野菜栽培ができるのだろうかと、 不安になった着任1カ月目でした。

 

問題点はその他にもあります。 現在7人ほどのNGOメンバーが活動していますが、 みんなそれぞれ仕事を持っており、 活動時間は仕事終わりの夕方4時から6時半までの2時間半。

 

この活動時間の短さにビックリしました!さすがモルディブ人。


そして時には疲れて圃場に来ない日があります。 来ても夕方6時くらいに訪れます。
モルディブの夕方は一番涼しく人々が活発に活動する時間帯。

運動場ではサッカーを楽しむ人々、 家族で散歩に出かける人々、 バイクでドライブする人々など。


NGOメンバーも時には家族との時間を大切にしたり、 家でのんびりしたり。


圃場で私一人だけという日が何十日も続きました。(笑)


しかし野菜は毎日の手入れや管理、潅水が大事です。 植物の様子も観察し、日々の変化に気づいてやらなくてはいけません。

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その感覚がないモルディブ人。 「種まいて植えればいいのだろう、時々見てやればいい」 という考えがあるようで、なかなか理解してもらえません。

 

正直、この考え方やモルディブ人の大雑把でのんびりした性格に まだ慣れていません(笑)。
時にはイライラすることもあり、 「まだ自分は日本人だなー、順応できてないな」 と考えることも多々あります。


このように私の活動は未だに変化はありませんが、 気長に少しずつ地道な活動を行っています。


それでは次回をお楽しみに!! シュクリヤー(ありがとう)