Farmerであり、Surfer。ある男の農業ブログ

「農ライフ・No Life」。新規就農を目指し、日々の出来事を綴っていきます。

第2回ワークショップ開催!!

 2017年4月21日に第1回ワークショップを開催して、早いもので4カ月が経ちました。この4カ月間に第1回ワークショップの成果を実感することができ、活動も少しずつ前に進んでいるような気がします。ほんの少しずつですが、、、

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今回の第二回ワークショップでは、配属先の協力も得る事ができ、新たなワークショップ参加者も増え、有意義な時間を共有することができたと思っています。

 

 

第2回ワークショップ内容

 

①肥料の使い方について

これは前回のワークショップの復習も兼ねて。

 

②キャベツと白菜の作り方について

キャベツに関しては前回の復習で、白菜に関しては常夏のモルディブでも栽培可能な作物として紹介しました。

 

コンポストの作り方

これに関しては今回のワークショップで一番伝えたい内容でした。

 

余談ですが、ナイファル島は天然資源に乏しく、野菜やココナッツなどの食料は他の島から賄っています。そもそもモルディブ自体が1,200の島々から成り立っている国なので、それぞれ特色のある島が点在しています。例えば、ツナ缶工場の島ゴミの島漁業の島野菜の島など。

 

そんなナイファル島は木々が少なく、肥沃な土壌が少なく、砂や砂利がほとんどで塩分を含んだアルカリ性です。野菜の栽培は難しい立地だと実感しています。

そこで生ごみを利用してコンポスト化し、それを使ってもっと野菜栽培ができる環境になったらいいなということで、今回のメインテーマにしようと考えました。

 

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以前島内を巡回している中でこんなことがありました。

ダッタ(ディベヒ語でお姉さんやおばさんという意味)が土を乾かしていました。その土は落ち葉が堆積している所から拾った黒土でミミズがたくさんいました。これをダッタはミミズだけ処分していました。聞いてみると、ミミズは植物に悪いからという事でした。

 

 

 

 

なんということでしょう!?

 

 

 

 

またまた余談ですが、モルディブで生活して感じる事は、狭いコミュニティーで生活している島民は外部からの情報や知識を得る機会が少ないため、何の根拠もない噂を長い間ずっと信じている事も多々あります。「これが正しい。自分達の考え方が一番だ」と考えている人は多く、間違った知識を訂正したい場合、これが大きな壁になる時もあります。しかし、それは仕方のない事で、同じ島国である日本の田舎でも同じようなことがいえるのかなと思います。

あくまで私の個人的な見解です。

 

話は戻り、ミミズが悪いとされる原因は、おそらく土壌中にミミズがいると、それを餌とするモグラが寄ってきて、植物に影響を与えるため、悪いとされてきたのかもしれません。

 

しかし、ミミズは土壌を改善するのにとても大きな効果を発揮してくれます。もし穴を掘ってミミズがいたら肥沃な土壌だと判断できます。その理由は有機物を分解して、微生物の働きを活発にし、団粒構造の土(土の粒が合体したもの)を作ってくれます。その結果、排水性や通気性のある土壌になるため、植物にとって快適な環境になります。

 

当時はこれを説明することができず、「ミミズは良い生き物だよ」と伝えても理解してもらえませんでした。モヤモヤとした悔しい思い出です。

 

今回はそんなコンポスト作りに重要なミミズ微生物について説明しました。ワークショップ参加者も実際にミミズについて間違った知識を持っていたため、修正することができました。

 

ワークショップに参加した男性が言いました。

 

「このコンポスト作りはとても良いアイディアだ。あとどれくらいの期間、島に居るのか?またワークショップを開催して欲しい。」

 

 

響きました!

その言葉、その反応が私のボランティア活動の活力になっています。

おじさんありがとう!

 

最後はトークタイム。これは前回のワークショップの反省を踏まえ、工夫した点でした。

話だけだと飽きてしまう。おしゃべり好きなモルディブはしゃべる機会がないとつまらなそうにしている。

ということで、今回のトークタイムは、

 

とにかく家庭菜園者の作物を褒めよう!

 

という内容でした。

 

島民が栽培している作物の写真をみんなで見て、良い点やアドバイスなど、おしゃべりしながら楽しく共有していました。

話が弾みすぎて予定時間を超えてしまったのは難しいところです。

 

 

第1回、第2回ワークショップを開催するにあたり、いつも助けてくれる存在で、ディベヒ語の通訳も引き受けてくれて、野菜の知識も豊富で、英語もできるおじさん。

この人の存在なしにはやり遂げることができなかったと思います。

この方には本当に感謝しています。

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シュクリヤー(ありがとう)